木山&三代目の怪しい(!?)トーク!!
その6・祝!ダブあすバージョンアップ!!てな訳でダブあすプロトタイプのお話その2!の巻。
前回の続き。
木山:「さて、今日は皆さん、やってきて頂きどうもありがとうございます。」
大貴:「いや、能書きはいいからさ。早く始めてくれよ。こっちは忙しい中わざわざ時間を割いてんだから。」
木山:「あ、すいません。」(←ペコリと頭を下げる)
雅貴:「なんでも今日はダブあすの前のダブあすの話だって聞いてんだけど。」
木山:(雅貴を指差して)
「あ、そうそう。そうなんだよ。飛鳥ちゃん!」
恋美:「で?なんなの?そのダブあすの前のダブあすって。」
木山:「そう、それについては、これっ!」
木山、ぱっとポケットから一枚の紙を取り出す。
その紙は設定所。いろんな設定が書いてある。
木山:「これは、僕が高校の頃に設定したセイント・テールのパロディなんだ。時期的には、リナの一件が一応の終結を見てから
直後の話になるのかな。」
明日香:「没印が押してあると言う事は……。」
木山:「そうだよ。この話、書いてないんだ。僕自信、あまりパロディーと言うものが好きじゃないからね。」
雅貴:「俺、ボーイ・ナイトの話から始まると思ってたんだけど。」
木山:「あぁ。ボーイ・ナイトね。あれ、関係ないぞ。」
木山注:ボーイ・ナイトとは、木山が高校時代に書いていた小説の事である。セイント・テールに設定が似すぎているが、木山がセイント・
テールを知る前に書いた話である。(と、何回言っても当時を知る人間以外でこれを信じる奴はいない。)
雅貴:「そうかぁ?」(←疑わしい目)
木山:「もし、関係あるなら盗作だろが!そこまで俺は根性腐ってないぞ!」
明日香:(あきれながら)
「こんな所でそんな論争をしないでよ!」
きつね:「そうだよ。大体そんなうちわネタここ見ている人間に分かるわけないだろ!」
木山:(はっとして)
「あ、そうだった。それじゃ、この紙を見てくれ。」
木山がみんなに紙を渡す。初期のセイント・テールの通常のパロディーとしてのダブあすの設定である。
雅貴:「こ……これは……。」
きつね:「……うわっ!悪魔的な設定だな、おい。」
木山:「そうかぁ?」
大貴:「おぃっ!なんだよっ!これっ!」
芽美:「こんな事書かれちゃ、たまったもんじゃないわっ!」
木山:「そうかなぁ………。」
この『ダブルあすかの事件簿』の内容は、アスカJr.の昔引っ越した幼なじみがいきなり転校してくる所から始まる。
この幼なじみの女の子の名前が「紅 明日香」である。
この娘、アスカJr.の事を「大ちゃん」と呼び、むちゃくちゃ気安い。
更にそれにやきもちを焼く芽美ちゃん。
それで、アスカJr.が対セイント・テール用の警備をしている所へ彼女がやってくる。
はいっ!ここから先は小説リプレイモードでどうぞっ!
「いいかっ!セイント・テールがやってくるまで後少し!怪しい奴がいたら、すぐに知らせろっ!」
そう叫ぶアスカJr.の前に一人の少女が。
「あら、セイント・テールの警備責任者って、大ちゃんだったの?」
「あ、明日香っ!」
なぜか慌てるアスカJr。それに介せずに少女。
「まぁ、いいわ。国際警察、国際刑事警察機構(ICPO)特殊刑事課より、セイント・テール専従捜査官に任命された紅 明日香
です。よろしく。」
「なんだとぉぉぉぉぉぉぉ!」
アスカJr.の叫び。しかし、少女はそれも無視で、
「なお、今、この時点より、セイント・テールに関する全権は、この私に委任します。と同時に、大ちゃん、あなたの権限は縮小。
一捜査官として動いてもらいます。」
「そんな馬鹿なっ!君にそうする権利がどこにあるんだ!」
「あーら、あなたはたかが地方公共団体の長が個人的に委任しただけの捜査官でしょう?あたしは、国際組識の捜査官よ!核が違う
のよ!格が!あたしには、やろうと思えばあなたの捜査権の全権剥奪さえできるのよ!今まで逃してばっかりで……。それを
やらないだけ、感謝してもらわなきゃ!」
それを聞いてぐっと言葉が詰まるアスカJr。そして涙を流しながら、
「ちくしょう……ちくしょう……。」
----小説リプレイモード終了。
と、まぁそういう話だったわけです。
もしかしたら、ダブあすにもこういう話が出るかも。(企画は既にある。)
きつね:「で?書かなかった理由は?」
雅貴:「そうそう。設定表を見る限りけっこうキャラクターもしっかりしてるし……。」
明日香:「この『紅 明日香』ちゃんがあたしの原形なのね。へー。刑事なんだ。」
木山:「これを書かなかった理由はね……。」
全員:(身を乗り出して)
「ふんふん」
木山:「セイント・テールが明日香をいなす方法が見つからなかったんだ。」(←あっさり)
大袈裟なガッタンと言う音がする。実はこれ、全員がこける音。
全員が某新婚さんの桂三枝よろしく椅子ごとずっこけたのだ。
きつね:「何でだぁぁぁぁぁぁぁっ!」
大貴:「そうだっ!俺以外の奴がセイント・テールを捕まえられる訳ねぇだろ!」
恋美:「そーよっ!うちのママは無敵なのよっ!」
明日香:「伝説の怪盗が、こんな奴に負けるわけないでしょ!?」
木山:「んな事言われたって……。こいつの備考設定を見てみろよ。」
紅 明日香の設定の備考欄にはこう書いてある。
『備考:風水の達人。陰陽道・道教に通じ、奇門遁甲を操る。』
雅貴:「これがどう関係するんだよ、センセ。」
芽美:「そうよ。神の御加護がある限り、セイント・テールに不可能は無いっ!」
木山:(ため息をついて)
「その台詞は、備考の続きを見てから言ってくれ。」
全員が木山が指差した資料に目を注ぐ。そこに書かれていた事は、
『奇門遁甲は心理学・自然哲学などを利用して人間の行動を的確に推測・予見する戦術学。
達人クラスでは超自然的現象(俗に「奇跡」「神の御加護」と言われているもの)をあらゆる
場合において自分の有利な状況に導く事ができる。明日香はその達人クラスの人間で、
セイント・テールがどこに現れるかからマジックをくり出すタイミングまであらゆる行動
パターンを幾通りにも演算し、その状況に応じた作戦をすぐさまひねり出す事ができる。
そして、もっとも恐ろしい事にはセイント・テールの「神の御加護」もその力で完全にかつ
完膚なきまでにねじ伏せる事ができる。それはカリキュレーターのように正確かつ完全。
ミスは絶対にありえない。ミスの無い完璧な捜査官。それが「紅 明日香」である。』
雅貴:「こっ!これは………。」(汗)
木山:「解っただろ。俺がこのバージョンの『ダブルあすかの事件簿』を書かなかったわけが。」
恋美:「でもでもっ!逃げ出すぐらいは……!」
木山:「だから無理なんだって。もし追いつめられてマジックを使おうとするだろ、するとだなぁ……。」
ここから先は、再び小説リプレイモードでどうぞ。
「さぁ、追いつめたわよ。」
目の前の明日香に、芽美はボロボロの体でうずくまっていた。
顔は悔しそうに歪んでいる。
シルクハットを取り出し、そして叫ぶ。
「ワン!ツー!」
明日香はその声を聞きながら呟いた。
「頭悪いわね。無駄だって事がまだ解らないの?」
「スリー!!」
芽美の掛け声。しかし何も起こらない。
芽美の驚愕。声にも何もならない。
「あなたが仕掛けようとしてたのは……これでしょ?」
明日香がその握っていたこぶしを解く。
明日香の手から、何かがこぼれ出た。それは、芽美がシルクハットに仕掛けていたはずの手品の種。
「どうして……!!」
明日香はにこやかに言った。
「全ての自然のベクトルを正しい方向に向けてやっているだけよ。あたしは。」
そして続ける。
「少なくとも、あなたの『神の御加護』とやらで自然の状況を捻じ曲げる事だけはあたしは許さない。
全ては運命の定めた自然の理。それを捻じ曲げてまでやる『人助け』は、ただの傲慢でしかないわ。」
明日香は断言する。
「いつまでも、自然は肝要ではないわ。」
-------小説リプレイモード終わり
木山:「……となっちゃうね。誤解されると困るけど『紅 明日香』と『結城明日香』はまったく別の人間で
つながりは一つも無いんだよ。性格も生い立ちも考え方もまったく違うし。」
きつね:「そんなこと今更言うまでもないと思うぞ。」
木山:「まぁ、念のためって奴だよ。今度こそ解った?俺がこのバージョン書かない理由。」
雅貴:「わかった。しっかりと解った。」
明日香:「そうよね。こーゆー話だと書かないほうが身のためだし。」
木山:「実際リナ以上の面白いライバルキャラクターが居ればなと考えて創ったんだけどね。
見事にぽしゃったね。」
大貴:「結局あんたはこれを書かなかったんだから俺たちの世界(セイントテール世界とその未来としてのダブあす)
とこれは……。」
木山:(大きく頷いて)
「うんっ!全っ然関係ないっ!いわゆるパラレルワールドだな。」(←あっさり)
芽美:「よかった。こんな事無くて。あったら木山さんの事だもの。ローズマリーの一件以上のとんでもない事になるに
決まってるわ。」
木山:(胸を張って)
「とーぜんだっ!実はこの後、明日香はわざとセイント・テールを逃して、尾行し、正体を突き止めて、聖良さん
もろともに捕まえてしまい、更には迷える子羊全員窃盗幇助罪にして……と、最悪さ考えたらきりがないぞ。
いくら何でもと思って書くのも考えるのも止めたが。いくら俺でもそこまで外道じゃないっ!というか、この
ストーリーじゃ二人幸せになりづらいと思った時点でお蔵入り!」
芽&大:「威張るなぁぁぁぁぁぁ!!!」
どかっ!ばきっ!(←木山を殴る音)
木山:(ぼろぼろで)「あがががが……。」
明日香:「あーあ。センセ、おじさまとおばさまにしっかりとたこ殴りにされて……余計な事言わなきゃよかったのに。」
恋美:「次は何?明日香ちゃん。」
木山:(復活!)
「次の話題は正真正銘のこの「ダブあす」の前に作られたセイント・テール世界と繋がらないオリジナル
設定の『ダブルあすかの事件簿』のお話!」
雅貴:「をうっ!なんて復活スピード!センセ、まるで佐渡のおじさんだっ!」
木山:「ほっと………けっ!さて、次の話題は「ダブあす」オリジナルバージョンだけど、ちょっとテープが無いね。
数分間休憩して、それから話の続きをするけどいいかな。」
雅貴:「いいぜ。」
明日香:「OK! I See!」
大貴:「それじゃ、俺ちょっとトイレに行ってくる。」
芽美:「あ、あたしも……。」
木山:「あ、トイレはそこの廊下の右のこっち側のドアですよ。」
きつね:「それじゃ、俺も実は某『一本木』と『怪文書』が忙しいから……。ちょっとパソコン火ぃ入れて更新するわ。」
木山:「それじゃ、数分間休憩です。皆さん、ありがとうございます。」
意外な話が明らかになった『怪しいトーク』!ちょっとヤバイかもと思いながらも次回へ続く!
次回こそは、スペシャルトーク完結編!と行きたいものだ。
それにしてもきつねさん!あんたいったい何者だ!?
その6/EX・祝!1000アクセス緊急トークの巻。
雅貴:「今は休憩中だろ?」
木山:「解ってる。俺がそう提案したんだから。でも……。」
明日香:「そうよね。こんなに嬉しい事があるんだからトーク続けましょ。ここにいるメンバーだけで。」
恋美:「あたしと、明日香ちゃんと、お兄ちゃんと、センセとの4人ね。」
木山:「うん。飛鳥夫妻はトイレ行っちゃったし、きつねさんはパソコンに火を入れて更新作業の真っ最中。必然的にこの4人だね。」
雅貴:「しかし、もう1000アクセスかぁ……。6ヶ月でそんなに見てくれる人がいたわけだよなぁ。」
木山:「うん。それもこれもみんな、ハードな小説内容にも関わらずこのページを支えて下さった常連の皆様のおかげだよ。
もう、感謝感激雨あられってやつだ。」
明日香:「感慨深ーいものがあるわよね。」
木山:「ひめさんとこで恋美ちゃんと雅貴くんにであってから、もうそんなに経つのかぁ。」
雅貴:「なんだかんだ言いながら、いろいろお世話になりました。」(←ペコリ)
木山:「いやいや、こっちこそ。何しろ、初めて会った時は君は『妹のおまけ』みたいな者だったしねぇ。」
雅貴:「うーん。恋美ばっかり表に出てた時代……か。しかし、俺はおまけじゃないぞっ!」
木山:「説得力無いって。あの当時じゃ。」
明日香:「しかし、そんな状況の中でどうしてセンセは雅貴さんを?」
木山:「それについては休憩終わった後のトークででも言うけどね。」
恋美:「あ、やっぱりそれなりの理由が?」
木山:「うん。あるよ。」
恋美:「聞きたい、ききたーい!」
木山:「まぁ、少し待ってよ。その時にでも言うさ。」
雅貴:「1000アクセス記念、何かやるのか?」
木山:「うーん。誰かから絵でも届けば、とか思うんだけど。」
明日香:「ダブあすのビジュアル面は難しいわよね。何しろ小説だから。」
木山:「うん。Aさんが画いた雅貴とBさんが画いた雅貴が違うって言う現象がありうるからね。」
雅貴:「それ、ちょっとな……。」
木山:「第1回ダブあすイラストレーションコンテスト!課題は明日香と雅貴と恋美ちゃんの三人ってのはどうだ?」
雅貴:「優勝は?」
木山:「ビジュアル面、あなたのデザインが正式採用!ダブあすのキャラデザチーフに!」
恋美:「他には?」
木山:「他にも丸秘ボックスをいくつか用意しています。」
明日香:「まじ?」
木山:「うん。結構大まじ。」
雅貴:「てな訳で!」
恋美:「あたしたちの絵を募集しまーす!」
明日香:「あたしたちと一緒に章子や美奈や」
恋美:「透お兄ちゃんに光一お兄ちゃん!」
雅貴:「真美ちゃんや俺の両親なんかもいたりしてね。」
全員:「それじゃ、お待ちしてまーす!!!!」
雅貴:「センセ、丸秘ボックスって?」
木山:「それは開けてのお楽しみっ!」
恋美:「やっぱり、ダブあすテーブルトークRPGとかやるの?」
木山:「ち、ちょっとまてよ、ちょっと今は忙しい……。」
明日香:「それじゃ、丸秘ボックスの中身を気にしながら」
雅貴:「俺たち、次のトークへ向かいますんで。」
全員:「しばしのお別れです。さよーならー。」
とりあえず、その7へ To Be Countinued………
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