ダブルあすかの事件簿
ダブルasukaの事件簿

木山&三代目の怪しい(!?)トーク!!

その9・よっといで、さびしんぼの宴


 またもや『BAR 裏切り者』の中。今回はマスターの庸司ではなく若マスターの淳也がグラスを磨いている。

  木山(時間を気にしながら)
    「そろそろだけどなぁ……。」
  淳也「そろそろ……何があるんです?センセ。」
  木山「いや、新しいトークもここでする事にしたんだけど。」
  淳也「あ、そうですか。それなら、コーラでも用意しときましょうか。雅貴くんが来るんでしょう?」
  木山「ああ。ありがとう。」
  淳也「やはり、未成年の前で酒はまずいですからねぇ。」
  木山「う……確かに前のトークでチャイナキッスを呑んじまったけど……。」
  純也「父は成年未成年関係なく飲ませますからねぇ。(ため息)もう少し良識を考えて欲しいんですが……。」
  木山「それをとったら庸司さんじゃなくなるっしょ。そう言えば、彼は今日はどうしてるの?」
  純也「COS.さんとジャンクをあさりに行ってますよ。」
  木山「おや、珍しい。アスカシニアはいっしょじゃないの?」
  純也「さぁ……。」

 その時、裏切り者のドアが開く。入って来たのは雅貴くん。

  雅貴「こんばんわ〜〜〜。」
  木山「お、来たね。飛鳥ちゃん。」
  純也「今回もここでトークするんだって?どんな話をするんだい?」
  雅貴「さぁ……僕は特に詳しい話は……。ところで、ゆうきちゃんは?」
  木山「今回はゆうきちゃんには敬遠してもらってる。」
  雅貴「どうして!?」
  木山「あのなぁ……中学の女の子がちょくちょく通るような界隈じゃないぞ。ここは。」
  雅貴「あ、そっか……。」
  木山「しかし……そーゆー風にがっかりするって事はもしかして雅貴くん。ゆうきちゃんのこと……」
  雅貴(慌てて)
    「な!!何てこと!!俺は……!」
  木山「それじゃ、ルージュちゃんの方が本命?」
  雅貴「そ、それこそお門違いで俺とルージュはだなぁ……!!」
  木山「はいはい。それにしても、今回のゲストは……」

 また『裏切り者』のドアが開く。

  リナ「もう……いきなり呼び付けて、何よ。」
    (呟きながら、カウンター席の木山の横に座る。)
  雅貴「あ、リナおばさん……って、ことは?」
  木山「そう。今日のトークの話題は、高宮警視関係のページ。」
  雅貴「えぇっ!!テール系サイトでは人気投票にドドッとマイナス票がなだれ込み、ファンレターのほとんどがアンチファンレターの
     はずのリナおばさんのページ!?しかも、確かに1ヶ所あるけど、もう更新停止して2〜3年経ってて、もう既に存在すら忘れ去ら
     れてしまったと……。既に削除されているとも噂されてる……」
  木山「違う、違う。そっちじゃない。まぁ、確かに否定しきれないんだけど。」
  純也「ファンレターのほとんどに『ムカツク』の4文字があり、カミソリやウィルスメールさえも送られたんでしたね。」
  リナ「あんたたち……よくもそこまで悪し様に……。」
  3人『ぎくぅっ!!』
  リナ「まぁ、いいけどね……。慣れてるから……。」
  木山(ほっとして)
    「それでは、今回のトークは某有名娯楽ファンタジーのス○イ○ーズより美少女天才魔導師リナ……」
  リナ「ちがうでしょおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
    (警棒で木山の後頭部を叩きつける。)
  木山「おうっ!!血が……!!」
  雅貴「出てない、出てない。一応手加減してたぞ。今の一撃。」
  リナ「まぁ……一応あたしも警官だからね。」
  木山「っつーわけで、今回のゲストは県警本部捜査2課長の高宮リナ警視です。」
  リナ「まったく、疲れるわねぇ……帰りたくなって来た。」
  雅貴「今更後悔しても、遅いと思います……。」

  

                            トークその9 終わり

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