木山のコメント&次回予告

　はいっ！どーもどーも。前作『爆弾魔の嘲笑』から時をおかずに作成した「ダブルあすかの事件簿」
の第２話。FILE 7 『やってきたトリックスター』をお届けします。
　ここで出てくる私オリジナルの「怪盗　紅鳩-ルージュ・ピジョン-」は私のお気に入り。
　やはり、この手合いの話にライバルの怪盗はつきもの。
　別に恋美でも良かったんですけど、やはりそれでは受けや話の広がりがいまいちで「やはり」とか思
われそうだったんで。
　彼女は、実はかなり深いものをこれまでの人生で持っています。
　それは、多分これからの話で少しづつ明らかになっていきますが。
　とにかく、これでダブルあすかの2人が出そろいました。
　Jr.と3rdでダブルと思ってたでしょう?違うんですよ。
　もちろん、その意味もあるんですけどどちらかといえばメインはこの二人。飛鳥と明日香でダブル
あすかなんです。
　果たして、この二人、雅貴の両親のように幸せになれるんでしょうか。
　僕は、立川先生のように甘くないですからねぇ。とことん苛め抜いちゃったりしましょうか?

　ここで出てくるもう一人のキャラがいます。
　そう!僕、木山秀平。
　といっても、ここでの僕は「ダブルあすかの事件簿」の中のキャラクターですから、本来の僕とは
まったく違っています。
　ここでの木山は、ちょっとした岡山のへっぽこ同人作家にして、介護福祉士。そう！浅見光彦に内田
康夫がいるように、ホームズにワトスンがいるように、雅貴にも僕がいるのです!
　一回やってみたかった無茶苦茶おいしい設定でしたのでとうとうやってしまいました。
　僕と雅貴の馴れ初めは、いつか書いてみるつもりです。

　では、犯罪者ファイルを---と思ったんですが、彼女の場合はまだ明かせないマルヒ事項が多いので、
書くのはやめにします。
　その代わり次回予告をどうぞ。
　では、雅貴君たち!後はよろしく。

　　雅貴、アップ。驚愕した顔。
　雅貴(以下雅)：「母さんが行方不明!?」
　　恋美、不安そうな顔で雅貴に訴える。
　恋美(以下恋)：「そうなの!どこへ行ったのかしら!」
　　場面転換。大貴、大写しかつ大アップ。大声で。
　大貴(以下大)：「馬鹿な!セイント・テールが復活しただとぉぉぉぉぉぉ!」
　　場面転換。礼拝堂。一人祈りを捧げる聖良。瞳に、憂いと悲しみが憐憫となって表れる。
　聖良(以下聖)：「芽美ちゃん……どうして……どうして、こんな事をするのです……？」
　　場面転換。机を叩き、目の前の警官隊に告げるリナ。片手を司令するように前に出す。
　リナ(以下リ)：「警察の威信をかけて、セイント・テールを捕まえるのよ!」
　　場面転換。薄暗い空をバックに古城。雷が鳴る。
　　白衣を着た博士、怪しげな機械類を背に立っている。
　　開くドア。入ってくる人影。姿は映さず、影のみ。影は、セイント・テール。
　博士(以下博)：「今まで、どこに行っておった。」
　人影(以下影)：「あたしは、博士の望みの通りに……。」
　　　　　　博：「黙れ!おまえは、まだ動ける状態ではない。私の言う通りにすればいいのだ。」
　　　　　　影：「いや……あたしはニンゲン……あたしの思うままに生きる!」
　　床に伸びる博士と人影の二つの影。
　　人影の腕が、博士の首に伸びる!ゴキッと言う鈍い音。
　　あたりに飛び散る鮮血。落ちる博士の首。
　　場面転換。昼の聖華市繁華街商店街の中。一人歩く、中2の頃の芽美の姿をした人物。
　芽美(以下芽B)：「ここはどこ……？」
　　場面転換。大邸宅から盗みを働くセイントテール。それを見つける佐渡。思わずシャッターを切る。
　佐渡(以下佐)：「スクープだ………。」
　　場面転換。古城の地下室。監禁されている大人の芽美。
　芽美(以下芽A)：「早く、ここから抜け出さないと……。あなた………。」
　　芽美から右にパン。奥のほうをズーム。時限爆弾。爆発まで24時間。
　　場面転換。中2時代のアスカJr.に変装した雅貴。セイント・テールと抱き合う。
　　　　　　雅：「もう、君の力を必要とする人は、この聖華市にはいないんだ……。」
　　場面転換。暗がりに一人の男。博士と話をしている。
　　　　　　男：「どうでしょう。研究資金は私が出しましょう。その代わり、実験台には私が指定す
　　　　　　　　　る人物を。」
　　場面転換。暗がりの中チェアに座る男の前に、博士と話をしていた男が出てくる。
　　　　　　男：「首尾は上々です。プロフェッサー・ハーブ。」
　　チェアの男
　　　 (以下P)：「ごくろう。しばらくすれば、セイント・テールのすばらしいショウ・タイムが再び
　　　　　　　　　見られる。そう。Now It's Show Time!(幕がいま上がるのだ)｣
　　場面転換。タイトル場面。聖華市の遠景とそれをバックとしたタイトルロゴ。
　　そして、次回の話のタイトルが浮かぶと同時に始まる雅貴の声。
　　　　　　雅：「次回、ダブルあすかの事件簿　ファイル3　『しっぽに捧げる鎮魂歌(レクイエム)』
　　　　　　　　　そしてまた、一つのドラマが始まる………。」
　　　　　木山：「画面は、開発中のものです。完成版の画像とは異なる場合があるので、ご了承くだ
　　　　　　　　　さい。」

　と、言うわけで、次回のファイルをお楽しみに!
　２〜３ヶ月くらいかかるかな?